広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援夢キラリ。今年5月に行われた広島県中学生弓道大会の女子団体と個人の2冠に輝き、全国大会出場を決めた広島県立広島中学校弓道部部長足立優理さん(中3)にインタビューしました。

―今回の大会を振り返ってどうでしたか?―

1人8射引いて3人の合計で24射のうち何本的に当たったかで決まります。順番は沖段さん・兒玉さん・足立です。24本中13本当たりました。半分の12本を超えた事が練習でもあまりなかったので、今までの練習が報われて嬉しかったです。

―チームで特に意識して取り組んでいることは何ですか?―

弓道は「会(弓矢を十分に引いた状態)」が安定していないとなかなか的に当たらなくなるんですが、「ここをもうちょっとこうした方がいい」とか、お互いに見合って指摘しています。精神的にも強気な姿勢で美しい射をして、過去の成績を超えられるように頑張りたいです。

―常に心にとどめている夢きらめく言葉はありますか?―

「ポジティブになろう」で同じチームメイトの沖段さんと兒玉さんから言われた言葉です。去年も全国大会に出場しているのもあって、プレッシャーがすごくありました。

大会直前に不調で調子が悪くてなかなか的に当たらない日が続いた時に、2人からその言葉を言ってもらいました。弱気にならずに前向きに弓を引く事を楽しんで大会に出ようと思いました。この言葉がなかったらちょっと緊張とかプレッシャーに押されて、本来の射ができてなかったかもしれないです。
お互いに足りないところを補っているというか、高め合っていける存在ですし、とても大切な存在です。

―将来の夢について教えてください―

高い段位の審査で合格できるような美しい射を磨いたり、精神の面でも強くなっていけたらと思います。

夢キラリはTSSで毎週月曜よる8時54分から放送しています

テレビ新広島
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