2024年、人形師が音信不通となり開催が危ぶまれた「金山まつり」と「新庄まつり」について。2025年は人形師との間で「誓約書」を交わし、金山では11日までにすべての若連に人形が届き、山車(やたい)づくりが急ピッチで進められている。

山車の人形をめぐっては2024年8月、野川家四代目の男性人形師がまつりの直前に一時音信不通となり、開催が危ぶまれる事態となった。

まつりの後、人形師は「一からやり直したい」などと関係者に謝罪。

2025年は、金山と新庄の若連との間で「期日までに希望の人形を仕上げる」という趣旨の誓約書を交わして制作が進められ、金山では8月6日から順次借り受けを開始。

11日までに5つの若連すべてに希望通りの人形が届いた。
14日からのパレード本番に向けて作業は急ピッチで進められている。

(金山まつり山車連盟 十日町若連・福田拓也さん)
「人形師の野川さんともしっかり連絡がとれて、人形も仕上げ制作をこれから進める。5地区全員みな気合入っていて、去年を上回る素晴らしい山車が完成するので、14日~16日ぜひ金山まつりに来て見てほしい」

お盆の風物詩・金山まつりは、14日の宵まつりを皮切りに16日まで3日間の日程で開かれる。

さくらんぼテレビ
さくらんぼテレビ

山形の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。