9日から降り続く雨により、福岡県内各地で大きな被害が出ています。

12日夕方にかけて、土砂災害に厳重な警戒が必要です。

12日午前8時ごろの福岡市・天神の様子です。

3連休が明け、職場へ向かう人たちの姿も見られます。

福岡県内は9日以降、線状降水帯が6回発生して記録的な大雨に見舞われ、各地で道路の冠水やがけ崩れなどの被害が相次ぎました。

福津市では、氾濫した川に60代とみられる男女2人が流されたとの通報があり、12日朝から捜索が再開されています。

宗像市では降り始めからの雨量が611ミリと、平年1カ月分の3倍を超えて観測史上1位となっています。

県内では、13日正午までの24時間に多い所で50ミリの降水量が予想され、今も土砂災害警戒情報や大雨警報が発表されている市町村があります。

少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあり、引き続き厳重な警戒が必要です。

テレビ西日本
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