アメリカとロシアの首脳会談に先立ち、フランス政府などは、ヨーロッパ各国とアメリカ、ウクライナの首脳によるオンライン会合を13日に開催すると発表しました。

13日のオンライン会合はフランス、イギリス、ドイツの首脳が呼びかけたもので、アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領も参加する予定です。

会合では、ロシアに圧力をかけるための選択肢や、和平交渉、領土問題などが議題になるということです。

停戦をめぐってトランプ大統領はこれまでウクライナの領土の一部をロシア側に引き渡す可能性を示唆していて、15日に行われる米ロ首脳会談の前に会合を行うことで、ウクライナとヨーロッパ抜きで合意に至らないようアメリカをけん制する狙いがあります。