兵庫県高砂市のJR宝殿駅で、JR神戸線の普通列車がオーバーランし、この列車が40分以上遅れたほか、上下計4本の列車が運休するなどの影響が出ました。
JR西日本によると、11日午後8時すぎ、JR神戸線・網干行き普通列車が宝殿駅に停車する際、数十m行き過ぎてホーム先端を超えて止まり、停止位置の修正のため41分の遅れが出ました。
乗客にけがはありませんでした。
これに伴い、JR神戸線では上り1本、下り3本の列車が運休したほか、ほかの列車にも遅れが出て、約5000人に影響が出ました。
JR西日本は、「駅の近くに踏切があり、安全確認に時間が掛かった」と説明していて、今後、運転士からオーバーランの詳しい原因を聴く方針です。