お盆休みの序盤の3連休に九州を襲った豪雨。
列島では九州以外の場所でも大雨の被害が出ました。

記者が向かったのは石川・珠洲市。
10日からの大雨により土砂崩れが発生しました。

取材班のカメラも土砂崩れの様子を捉えていました。
この土砂崩れにより道路は通行止めとなり、交通にも影響が出ました。

大雨による土砂崩れは新潟・佐渡市でも発生。
斜面からは大量の水が道路に向かって流れ込んでいました。

土砂崩れにより通行止めとなった一部の道路では、復旧作業が行われていました。

一方、雨が降る中、高知県で10日から行われているのが、夏の風物詩である祭り。
雨にも負けず、踊り子たちが熱い踊りを披露する「よさこい祭り」です。

全国から集まった1万8000人の踊り子が市内16の会場で演舞を繰り広げるのですが、初日の10日はあいにくの空模様となり、踊り子たちは雨に打たれながら踊り続けました。

日が沈むと雨はさらに激しくなりましたが、踊りは熱を帯びていきました。

「よさこい祭り」は12日まで行われる予定です。

3連休最終日となった11日、関東も荒れた空模様となりました。

人気観光地の神奈川・箱根町を見舞ったのは強い風です。

観光の目玉スポット「大涌谷」では、あまりの風の強さから、柱にしがみつく人の姿が見られました。
撮影スポットの黒卵周辺では、強風の中、必死に写真撮影をしようとしている人もいました。
体を斜めにして卵に手をつき、動けなくなっている人もいました。

関東では11日夜にかけて断続的に雨が降る見込みで、12日も前線の影響により、都心でも傘が手放せない空模様となりそうです。

FNN
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