きょう長崎は「原爆の日」を迎えました。被爆地・広島でも慰霊の会が開かれ、参加した人たちが追悼の祈りを捧げました。
長崎市の平和公園では平和祈念式典が開かれ、約2600人が参列しました。
広島市の原爆資料館では式典にあわせて「慰霊の会」が開かれ、原爆がさく裂した時刻の午前11時2分に黙とうをささげました。
参加した人は原爆の犠牲になった人を悼み「核兵器廃絶」を願いました。
【広島県被団協・箕牧智之理事長】
「私たちはまだまだ訴え続けていかないと世界から核兵器がなくなることもないし、私たち被爆者の救済も十分にいかない」
原爆投下から80年。被爆者の平均年齢は86歳を超えました。あの日の記憶をどう語り継いでいくのかが課題となっています。