山形市の銀行でお金や銀行の仕事を学ぶイベントが開かれ、夏休み中の子どもたちが参加した。そして何と、“1億円の重み”を体験した。

お金や銀行について学ぶ「子どもサマー・スクール」は、金融についての教育支援と地域貢献を目的にみずほ銀行山形支店が開いたもの。

8日、村山地域の小学5年生~中学1年生までの9人が参加した。
子どもたちは、“お金は物と交換することで商品としての価値をはかる物差しになること”や、“お金をデジタルデータとしてやりとりできる電子マネーの仕組み”について学んだ。

そして、最後に用意されていたのが本物の1億円。

「重い…」

子どもたちは、代わる代わる重さ約10キロの1億円の束を両手で抱え、その重さと価値を実感していた。

「(Q.1億円あったら?)海が見える家を建てたい。将来、税金などお金に関する仕事をやってみたいと思った」

「1億円は10キロもあるんだと思った。僕の体重だと6億円分になるのがびっくりした。将来、会社を経営したくて、そこへの第一歩として金融の仕事について知ることができて良かった」

みずほ銀行は、「お金や銀行を身近に感じてもらい、将来役に立つ知識を身につけてほしい」と話していた。

さくらんぼテレビ
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