名古屋市中村区の朝6時から営業する「日和製麺」は、自家製麺のうどんが評判で、少年野球前などの客で朝から満席になることもある人気店です。オーナーが朝うどんを始めたきっかけは、名古屋ならではのモーニング文化でした。

朝6時から営業する「日和製麺」
朝6時から営業する「日和製麺」
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■オープンは朝6時…住宅街に佇む自家製麺が人気のうどん店

名古屋市中村区、地下鉄「本陣駅」から徒歩2分の住宅街に、2024年夏にオープンした「日和製麺」はあります。

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多くの飲食店がランチタイムから営業する中、ここは朝6時から店を開けています。店名の通り自家製麺にこだわり、小麦粉はうどんに最適とされる昭和産業のブランド「星空」を使用。のど越しがよく、コシが強いと評判の中太麺です。

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看板メニューは、ダシは鹿児島産の鰹節をメインに、イワシ、サバ、昆布を合わせたシンプルな「かけうどん」(並390円)。

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さらに、甘辛く炒めたブランド和牛をのせた「肉うどん」(並710円)や、夏向けの「蒸し鶏のぶっかけレモン」(並670円)、「梅しそおろし」(並530円)など冷たい“ころうどん”も人気です。

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かき揚げや夏野菜の天ぷらなど10種類以上のトッピングも楽しめます。

■朝うどんでエネルギー補給…朝からにぎわう理由

開店直後から客が続々と来店し、休日はスポーツ前の人たちが目立ちます。

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客:
「これから野球です。少年野球のコーチをやっていて」

別の客:
「いつも野球やる前に食べに来る。ちょうどいい時間にやっているので」

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消化がよく、胃に負担の少ないうどんはスポーツ前のエネルギー補給にぴったりです。

■きっかけは名古屋のモーニング文化…朝うどんが人気の理由

開店からわずか数分で店内が満席になることも。オーナーは、「朝から来ていただけて、私が見ていても不思議な光景」と驚きます。

客:
「ダシがおいしくて後味もいいので、朝でもスルッと食べられる」

別の客:
「一日元気に頑張りたいなって時は、うどんで力をつけています」

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さらに、麺は朝用と昼用で仕込みを変え、朝は水分を多めにしてのど越しをよくするなど、細やかな工夫もされています。

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早朝営業にしたきっかけは「名古屋はモーニング文化があるので、うどんもトーストも小麦だから合うのではと思った」と店主。

客:
「結構モーニングに行くので、朝からうどんを食べるのに抵抗はない」

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午前6時~10時30分までにうどんを注文すると、コーヒーが1杯無料になるモーニングサービスも好評です。

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コーヒーも付いてくる“モーニングうどん”の店。名古屋の朝の新しい選択肢として、広がっていくかもしれません。

東海テレビ
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