岩手県奥州市出身でドジャースの大谷翔平選手が、日本時間8月7日のカージナルス戦に“投打二刀流”で出場し、打ってはホームランでメジャー1000安打を達成、投げては4イニングで8つの三振を奪う好投を見せました。

試合後には、観戦に訪れた岩手県の中学生たちにエールを送りました。

右の「でん部」のけいれんで途中交代した前回の登板から、中6日でマウンドに上った大谷選手は、序盤から160キロ前後のストレートを軸に投げ込みます。

味方のナイスプレーもあり、2回まで3者凡退に抑えます。

3回に不運なヒットをきっかけに1点を失うと、そのウラで1アウト2塁でバッターボックスへ入ります。

高々と上がった打球はバックスクリーン左へ飛び込む39号ツーランホームラン、自らの豪快な一発で逆転します。

これで日本人選手3人目となるメジャー通算1000安打を達成しました。

その後もマウンドに立つと、4回には3者連続で三振に仕留める圧巻の投球を見せます。

7日はピッチャー復帰後最長の4回を投げ切り、1失点・8つの三振を奪う好投を見せました。

大谷翔平選手
「4イニングしっかり投げきれたというのが、一番良いことだと思うので、そういう意味ではピッチングの方で大きい前進があった日かなと」

そして7日に観戦に訪れた岩手・金ケ崎リトルシニアの中学生たちには、「そういう年代の子たちが試合を見られるのは、すごく大きいのではないか。日々の過ごし方とか野球の取り組み方も変わると思うので、良い経験を自分の糧にしてもらいたい」と話しました。

試合結果:ドジャース 3-5 カージナルス

(岩手めんこいテレビ)

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