ユーモアあふれるSNSへの投稿が人気で“バスる大使”として知られる「ジョージア」の駐日大使が、島根県の丸山知事に友好の証として特別のワインを贈りました。

島根県庁を訪れたのは、アジアとヨーロッパの境にある「ジョージア」のティムラズ・レジャバ駐日大使(37)。
1992年、4歳で日本に移住、2021年から母国ジョージアの駐日大使を務めています。
流ちょうな日本語によるユーモアあふれるSNSへの投稿が人気で、フォロワーは35万以上。
“バスる大使”としても知られています。

そんなレジャバ大使、日本との交流を深めるため、2年前から「ワイン外交」を展開。
ジョージアで生産が盛んなワインを全国の都道府県に届けています。
39番目の訪問先となった島根県のためにレジャバ大使が選んだのは、ジョージアの中部から南部で収穫される「ゴルリ・ムツヴァネ」という品種で仕込んだワインでした。

一方、丸山知事はお返しとして、2025年3月の新酒品評会で最優秀賞を受けた出雲市の酒蔵の地酒を贈りました。

ジョージア特命全権大使 ティムラズ・レジャバ氏:
(島根県は)お茶や和菓子、そういったことも盛んだということを聞きました。きょうをきっかけにたくさんのテーマを持って、ジョージアと島根県の友好につなげていきたい。

自慢の酒を通じて距離を縮めたジョージアと島根。
これをきっかけに新たな交流が始まるかもしれません。

TSKさんいん中央テレビ
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