鳥取県琴浦町に、直売施設などを備えた観光ワイナリーがつくられることになりました。本格的な工事が始まるのを前に、関係者が安全を祈願しました。

観光ワイナリーが計画されているのは、琴浦町法万の丘陵地です。
「まいどおおきに食堂」を展開する外食チェーン「フジオフードグループ本社」が2026年の8月開業を目指し、準備を進めています。
8月7日は本格的な工事が始まるのを前に、町や県、それに工事関係者など約40人が安全を祈願しました。

施設の名前は「TOTTORI星乃丘ワイナリー」。
ブドウ栽培に適した水はけの良い土壌と日本海を一望できるロケーションを生かし、約9800平方メートルの敷地に約4億5000万円をかけてワイナリーと直売施設などを整備。
ブドウの栽培からワインの製造・販売までを手がけ、将来はレストランや宿泊棟の整備も計画しています。

TOTTORI星乃丘ワイナリー・仁田英策取締役:
琴浦町の新しいブランド品として、全国に発信していきたいと願っています。

琴浦町・福本町長:
今、いろんな企業が閉じてる中で、ここが立ち上がることはそれだけでも希望が持てる。通過型の観光地ではなく、少しとどまってゆっくりしていく場所ができたらと期待しています。

町も、観光や雇用など地域活性化の効果を期待。
経済面などで支援することにしています。

TSKさんいん中央テレビ
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