東京・調布市で目撃されたのは、自転車同士の正面衝突。危険な事故の瞬間です。
映像の画面奥から歩道を走ってきた自転車の男性。
前を歩く歩行者をよけようと車道に出た、次の瞬間、画面手前側から自転車に乗り、現れた女性と衝突。
女性は車道に転倒してしまいました。
目撃者は「ドラレコ見返したら、手前から来てる自転車もよそ見。どっちもどっちかな…」と話します。
交通ルールに詳しい高山法律事務所の高山俊吉弁護士によりますと、2人が走っていた歩道は、どちらも自転車の通行が禁止されている道だといいます。
映像をよく見てみると、実際に事故が起きたのはお互いが車道に出てから。
高山弁護士は、自転車は車道では原則左端を走行しなければならないため、男性側の過失割合が高くなる可能性があると説明します。
いつ、どこで起きてもおかしくない自転車同士の身近な事故に、目撃者は「(自転車が)急に車道の方に飛び出してきたりとかよく起こる。車両を運転しているという自覚は持とうね」と話します。