9日の被爆80年の原爆の日を迎えるのを前に長崎市の平和公園で平和祈念式典のリハーサルが行われました。
リハーサルは午前9時半から始まり、鈴木市長のほか被爆者や遺族の代表など、約150人が参加して原爆死没者名簿の奉安や献花などをするときの立ち位置や動きを確認しました。
9日は雨の予報が出ていることから、司会者の立ち位置がテント下に変更されたり、市の職員が傘をさして介添えをしたりと雨を想定したリハーサルも行われました。
平和祈念式典は9日午前10時40分から行われ、出島メッセ長崎と長崎原爆資料館で式典の様子が同時中継されます。
式典には102の国と地域の代表が参列し、過去最多となる見通しです。
石破総理大臣も出席し、式典後には被爆者に加え、被爆体験者とも面会する方向で調整が進められています。