3カ月前に旧陸軍の砲弾が発見された広島大学霞キャンパスの敷地内で、またしても砲弾とみられるものが見つかりました。爆発の危険性はなく、警察が回収しました。

【五十川記者】
広島大学の医学部が入る霞キャンパスです。工事現場は作業が中断しています。警察車両も周辺には停まっていまして物々しい雰囲気となっています」

警察によりますと、「旧陸軍の砲弾とみられるもの」は、午前9時ごろ、講義棟の跡地で掘削作業中、地中60センチのところで見つかったということです。

砲弾とみられるものの長さは60センチほどで直径およそ15センチ。
砲弾を起爆させる「信管」は付いておらず爆発の危険性がないとして、午後に警察が回収し、陸上自衛隊に引き渡しました。回収後、周辺の立ち入り規制は解除されました。

霞キャンパスは、戦時中に陸軍の兵器庫があった場所で、今年5月にも砲弾が見つかっています。

テレビ新広島
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