広島刑務所は、刑務官の指を箸で突き刺しケガをさせたとして、40代の男性受刑者を書類送検しました。
広島刑務所によりますと、40代の男性受刑者は、今年2月、単独室で投薬の対応をしていた20代の男性刑務官の左手親指付け根あたりを箸2本で突き刺し、加療11日のケガをさせた疑いがもたれています。
刑務官は、「薬の服用方法について説明していたところ、突然箸で刺してきた」と話しているということです。
男性受刑者は刑務所の調べに対して容疑を認めたうえで、「職員の指導に対する不満があった」という趣旨の話をしているということです。
広島刑務所は5日、公務執行妨害の疑いで、男性受刑者を書類送検しました。