国や四国4県などで作る「吉野川水系水利用連絡協議会」は8月5日、早明浦ダム(高知)の貯水率低下が懸念されるとして、高松市で6日に幹事会を開くと発表しました。今後の取水制限などについて話し合われる見通しです。

過去にこの会議が開かれた際は制限の開始時期などが決められていて、2024年に第1次取水制限が行われた際は、ダムの貯水率が60%程度になった時点で、香川用水などで取水制限に入ることが決まっています。決定事項は8月8日に発表されます。

香川県の主な水源となっている早明浦ダムの貯水率は5日午前0時現在、88.4%(平年81.4%)です。吉野川上流域の8月の降水量は5日午前0時までの時点で12.8ミリ(平年393.7ミリ)となっています。

四国地方整備局によりますと、このままのペースで水が減った場合、8月中旬ごろにはダムの貯水率が60%程度になる見通しです。来週、お盆に入ることなどから、通常よりも早めに幹事会が開かれるということです。

岡山放送
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