立山黒部アルペンルートを運営する立山黒部貫光は、立山の室堂平にあるホテル立山の宿泊事業を来年8月末で終了すると発表しました。

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立山黒部貫光によりますと、ホテル立山の宿泊事業は来年8月31日で終了し、隣接するターミナルビルのレストランと売店は引き続き営業するということです。

ホテル立山は立山黒部アルペンルートが全線開業した翌年の1972年に営業を開始。

事業終了の理由については、運輸事業などに経営資源を集中させるためとしています。

ホテル立山をめぐっては、立山黒部貫光が全国でリゾートホテルを運営する「星野リゾート」と去年1月から譲渡に向けた協議を行っていて、建物を既に売却。

立山黒部貫光の子会社である立山貫光ターミナルが運営を行っています。

星野リゾートはホテル立山の活用について「慎重に検討を進めていく段階で、現時点ではお話しできる状況にない」としています。

(富山テレビ)

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