レバンガ北海道は8月4日、札幌市内の公式練習場でトーステン・ロイブル新ヘッドコーチのもと新チームでの今季初練習を行いました。
ロイブルヘッドコーチはレバンガ北海道創設初年度となる2011-12シーズンに初代ヘッドコーチを務め、14季ぶりにレバンガに復帰。「クラブの成長を感じられるので、いろんな意味でクラブに頭があがらない」と2011年に北海道に来た当初アシスタントコーチやトレーナーが不在でマネージャーと二人だけであったことなどを振り返り、「以前と違う環境で練習ができることに感謝。その一方で札幌や道民の温かさは全く変わっていないのでそこは嬉しく思う」とクラブそして北海道への熱い思いを口にしました。

 練習ではパス回しからのシュート練習を重点的に行い“パスは人ではなくスペースに打て”などと選手たちに身振り手振りヘッドコーチ自らボールを手にし熱く指導。釧路市出身の島谷怜選手は「質にこだわってディティールにこだわってやるという部分を選手も意識していたのでより神経を使ったプレーも多かったのでよりハードになったと思う」と振り返りました。また、練習には折茂武彦代表・桜井良太GMも駆けつけロイブルヘッドコーチと談笑する場面も。桜井GMは練習後「ロイブルヘッドコーチとプレーした時と同じ練習もいくつかあったので、懐かしい気持ちと新鮮な気持ちが入り混じった」と笑顔を見せました。

この日は今季のチームスローガンを発表。【Far,Together】
込められた思いは以下の通りです。
「その景色は、まだ誰も見たことがない。そこにたどり着くためには、ただ速く、ただ強くあるだけでは足りない。チームも、フロントも。一人ひとりが、自分の役割を全力でやり切って、初めてたどり着ける場所がある。ブースターも、支えてくれるすべての人たちも。誰ひとり欠けることなく、それぞれの力をひとつにして。まだ見ぬ場所へ、全員で。Far, Together.」

 練習には全13選手のうち日本人8選手が参加。注目の新加入、アジア杯日本代表の富永啓生選手、フィリピン代表のドワイト・ラモス選手、外国籍のケビン・ジョーンズ選手、ジョン・ハーラー選手、ジャリル・オカフォー選手らは8月中旬に合流予定です。
開幕戦は10月4日・5日、愛知県IGアリーナで名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦します。

北海道文化放送
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