名古屋市中川区の「OMOTE 喫茶&洗車」は、カフェと洗車を組み合わせた“二刀流”スポットです。2階でモーニングなどを楽しみながら、床に設置されたガラス越しにプロの洗車を眺められるユニークな空間です。オーナーの発想は「タイパ重視」。退屈な待ち時間をエンタメに変えた、全国的にも珍しい新業態のお店です。

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■「タイパを重視」…洗車とカフェが融合した話題の“二刀流”スポット

名古屋市中川区に2024年にオープンした「OMOTE 喫茶&洗車」は、カフェと洗車という異色のサービスを一体化させたお店です。

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2階のカフェには、「エッグベネディクト」(980円)や「季節のフルーツとグリークヨーグルト」(1280円)。

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さらに、赤味噌入りの「どて味噌カレー」(1000円)などこだわりのメニューが揃います。

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さらに、土日祝日限定のモーニングサービスでは、ドリンク代のみでパン、サラダ、ポーチドエッグが楽しめると話題です。

男性客:
「インスタで知って気になって」

女性客:
「お店の雰囲気も良く、もう1回来たいと思いました」

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家族連れでにぎわうカフェの床には、窓のようなガラス張りのスペースが。食事中の客たちも、何やら下が気になる様子。席を立ち1階をのぞく人も見られます。

その視線の先には、泡まみれになった車。この店は、2階が「カフェ」、そして1階が「洗車場」という“2つの顔”を持っています。

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オーナー:
「カフェをしながら床ガラスを通して洗車を見られるコンセプト」

洗車はプロによる本格的な手洗い。1台1台、丁寧に磨き上げられていきます。

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男性客:
「自分で洗うのは夏だと暑い。涼しいところでモーニングを食べながら見られる」

女性客:
「映えるから携帯のホーム画面にしている」

■退屈な待ち時間をエンタメに…「タイパ重視」オーナーの狙い

この全国的にも珍しい“洗車カフェ”というスタイルを生み出した理由について、オーナーは「退屈な洗車の待ち時間を、有意義に過ごしてもらいたいと、タイパ(時間効率)を重視してこのスタイルをつくった」と話します。

訪れた人たちからは、「上から洗車を覗けるスタイルが斬新で面白い」と好評です。

客:
「待ち時間にドリンクを飲みながら洗車が見られて、エンターテインメント」

退屈だったはずの時間を有意義なティータイムへと変える逆転の発想に、多くの人が納得の表情。

オーナー:
「このご時世なので、なかなかカフェだけ、洗車だけではお客様に刺さらないので」

タイパを重視しながら、“実用性”を兼ね備えたこの新しいスタイルが、今注目を集めています。

東海テレビ
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