中国北京で23日から1週間続いた大雨により、当局は高齢者施設に入所する31人を含むあわせて44人が死亡し、9人の行方が分からないと明らかにしました。
北京市当局は31日に開いた会見で、7月23日から29日まで大雨が続いた影響で、郊外の密雲区などであわせて44人の死亡が確認されたと発表しました。
このうち、31人は、高齢者施設の入所者で28日午前に洪水が押し寄せたことで、避難できず死亡したということです。
また、9人の行方が分からないままとなっており、現在も捜索が続いています。
市内の2万4000軒の家屋が浸水などの被害を受けたということで、今後3年間を目標に復興していく計画を明らかにしました。