パプリカとピーマン、その違いは?

夏野菜の定番といえばピーマンですが、パプリカも見た目がそっくり。実はこの2つ、どちらもナス科トウガラシ属の仲間で、パプリカはピーマンの一種だ。

大きな違いは、「完熟で収穫されるかどうか」。

パプリカはしっかり熟してから収穫されるため、甘みが強く、酸味とのバランスも良いのが特徴。

完熟で収穫されるかどうかが大きな違い
完熟で収穫されるかどうかが大きな違い
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パプリカは熟すほど色が変わる!味と栄養の違いとは?

パプリカは熟成が進むにつれて黄色 、オレンジ、赤へと色が変化する。実は、この色によって味や含まれる栄養素も異なるのだ。

赤パプリカは最も完熟した状態で、甘みが一番強く、カプサイシンが代謝を促進し、冷え性改善にも効果的といわれている。

オレンジパプリカは黄色と赤のいいとこどりで、栄養バランスが優秀。ビタミンEが豊富で、血行を良くしてくれる。

黄色パプリカはさっぱりとした甘みとほどよい酸味があり、ルテインが豊富で、肌の老化予防に期待できる。

色によって栄養素も変わる
色によって栄養素も変わる

夏にぴったり!甘酢炒め

太陽市の店長さんおすすめの食べ方が、「パプリカの甘酢炒め」。

作り方は鶏ささみとパプリカを炒め、酢、砂糖、しょうゆで味付けする。

カラフルな見た目を生かしつつ、さっぱりした酸味と甘みが絶妙にマッチ!

実際に試食したリポーターの早戸さんも、「甘くてみずみずしい!お酢のさっぱり感が夏にぴったりですね」と絶賛していた。

甘み・酸味・栄養、そして彩り。三拍子そろったパプリカは、夏の食卓にぴったりの万能野菜。ぜひ栄養、色合いともにおすすめのパプリカを味わってほしい。

さっぱりした味わいが夏にぴったり
さっぱりした味わいが夏にぴったり
テレビ愛媛
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