「一生に一度」の稀な彗星が同じ時期に出現。愛媛県久万高原町の天文施設が、10月中旬から下頃にかけて「レモン彗星」と「スワン彗星」を撮影しました。

久万高原町の天文観測館によりますと、「レモン彗星」は今年9月に始めて発見され、公転周期が1000年以上。10月26日の午後6時半から午後7時半の間、西の低い空で撮影しました。この時の明るさは4~5等級。28日時点は地球から遠ざかっているものの、10月末まで双眼鏡を使えば観測できるとしています。

「スワン彗星」は今年9月に発見され公転周期は数万年。10月13日夕方南西の中頃の空で撮影し、明るさは6等級程だったということです。この彗星も地球から遠ざかっていて、11月上旬は高度が上がり明るさは8等級まで下がる見込み。望遠鏡を使えば何とか分かるレベルということです。

公転周期が1000年から数万年という「一生に一度」の彗星が、2つも愛媛の10月の夜空に出現したほか、ネットでは太陽系外から飛来している3I/アトラス彗星も話題になっていて、今年の秋夜は稀な天体ショーで天文ファンをひきつけています。

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テレビ愛媛
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