多くの人が利用する駅のトイレでまさかの事態です。7月31日午前、高松市のJR高徳線・栗林駅のトイレで床が壊れ、下に落ちた男性がケガをしました。

トイレの床にできた幅50センチ、横60センチの大きな穴。

JR四国によりますと31日午前8時45分ごろ、高松市藤塚町のJR栗林駅にある男性トイレで、60代の男性が歩いている際、床の一部が壊れ、下に落ちたということです。通りかかった人が駅の係員を呼び、男性は病院に搬送されましたが、両足に全治1週間のケガをしました。

壊れた部分は床の下の配管につながるふたになっていて、ふたの鉄板が腐食していました。ふたは約50年前に取り付けられ、2年に1回点検を行っていましたが、最後に点検した2024年6月には、異常はなかったということです。

JR四国は8月1日にも壊れたふたの修復を行うとともに、今後、栗林駅と同じような構造の駅などで配管のふたを点検することにしています。

岡山放送
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