31日は2025年2回目の「土用の丑(うし)の日」、「二の丑」ですが、宇宙でも食べられる「うなぎ」の開発が進んでいます。
宇宙飛行士・油井亀美也さん:
やっと自分のホームに帰れることが、とても楽しみです。
日本時間の8月1日未明、油井亀美也宇宙飛行士を乗せた宇宙船「クルードラゴン」が打ち上げられます。
その油井さんが宇宙で食べるのが「宇宙食」。
都内にある宇宙グッズの専門店を取材すると、店頭に並んでいたのは日本食の数々。
宇宙の店 店長・立元忍さん:
(最近宇宙食になった)“スペースうなぎ”という商品があるんですけど、長野にある“観光荘さん”といううなぎ屋さんが作ったうなぎなんです。
宇宙でも食べられるウナギのかば焼き、油井さんとはこんな縁がありました。
有限会社観光荘 代表・宮澤健さん:
油井さんが同じ長野県出身で、「ウナギのかば焼きを食べられたらうれしいな」と話をされていたので、ここでスタートしてやってみようかと。
「スペースうなぎ」の開発は6年前にスタート。
常温での保存という課題に立ち向かい、2023年、宇宙食として正式な認証を得ました。
油井さんも今回の滞在で「スペースうなぎ」を持って行く予定です。
油井さんを乗せた宇宙船が打ち上げられる現地31日はちょうど「二の丑」。
油井さんが「スペースうなぎ」の味をどんな言葉で表現するのか楽しみですね。