アメリカのトランプ大統領は、メキシコへの30％の関税の発動を90日間延長すると発表しました。

トランプ大統領は7月31日、SNSで、8月1日から課すと表明していた30％の追加関税の発動を90日間延長すると明らかにしました。

延長期間中は違法薬物フェンタニルなどを理由に課されている25％の関税は維持され、自動車への25％の追加関税なども継続されます。

延長の理由について、トランプ氏は不法移民の流入を指摘する国境問題などを例に挙げ、他国とは異なる交渉の難しさがあると説明しています。

投稿の中でトランプ大統領は、メキシコのシェインバウム大統領と電話会談したことを明らかにした上で「メキシコは多くの非関税貿易障壁を即時撤廃することに同意した。今後90日以内か、それ以上の期間に貿易協定を締結することを目指し、協議を継続する」としています。

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