アメリカのユタ州を出発したデルタ航空機が乱気流に巻き込まれ、乗客乗員25人が負傷しました。
デルタ航空などによりますと、30日午後、ユタ州ソルトレークシティー発オランダ行きのデルタ航空56便が激しい乱気流に巻き込まれ、ミネソタ州に緊急着陸しました。
フライトには乗客乗員288人が乗っていましたが、25人が病院に搬送されました。
当時、機内サービスが行われていて、食事用のカートなどが宙に浮き上がり、食べ物や飲み物が機内に散乱しました。
乗客:
乗客もカートも天井にぶつかって床に落ち、人がけがをしていた。それが何度も起きたので本当に怖かった。
フライト追跡サイトの記録では、飛行機は1分半あまりで約700メートル急降下しました。
乗客によりますと、シートベルトをしていない人が天井にぶつかるなどしていたということです。
航空当局は当時の状況について調べています。