山陰地方は、7月31日も晴れて猛烈な暑さが続いています。
こうした中、島根県内の2つの川で、魚が大量死しているのが見つかりました。
高温や少雨が原因と見られています。

31日の松江市では、午前9時の時点ですでに30℃を超えて、厳しい暑さになっています。

街の人:
熱風を浴びているような感じ。

31日の予想最高気温は、松江と米子で35℃、鳥取で36℃となっています。
松江では、ほぼ2週間連続で猛暑日となる見込みです。
また山陰両県では7月20日以降、29すべてのアメダス地点で降水が観測されておらず、記録的な高温と少雨の状態が続いています。

こうした中、浜田市国府町を流れる唐鐘川(とうがねがわ)で30日午後、ボラ約100匹が死んでいるのが確認されました。
また川本町では、江の川の支流の濁川(にごりがわ)でアユ合わせて約100匹が死んでいるのが見つかりました。

島根県は、このところの高温と少雨で川の水温が上昇し、酸素不足になったことなどが原因と見て調査を進めています。

どちらの川の水も異臭や水の色の異常はなく、周辺住民の健康被害などは確認されていないということです。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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