若狭地域の昭和時代を写真で紹介する企画展が、小浜市内で開かれています。
      
企画展は、2025年が昭和100年・終戦80年の節目であることから、戦前戦後の昭和の風景を知ってもらおうと開かれ、約70点が展示されています。
  
昭和8年頃の小浜市内の海水浴場を写した一枚には、大飯や高浜との定期船が発着した桟橋が写っています。鉄道が通っていなかったこの時代、移動手段の主役は船で、人の移動の大半を担っていました。
   
小浜湾で駆逐艦「榎」の残骸を引き上げる様子も展示されてます。終戦間近の昭和20年に、アメリカ軍の機雷で数十人の戦死者を出した艦で、戦争の悲劇と記憶を今に伝えます。
  
企画展は8月27日まで開かれています。    

福井テレビ
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