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プレスリリース配信元:株式会社Relays

部下も上司も悩むコミュニケーション課題の実態が明らかに

株式会社Relays(本社:東京都中央区、代表取締役:田ケ原 恵美)は、全国のビジネスパーソンを対象に「職場のコミュニケーションに関する意識調査」を実施しましたので、その結果を公開します。



調査結果サマリー

- 81.9%が上司の伝え方に不満を持った経験がある
- そのうち70.7%が「現在の職場」での出来事であり、問題は現在進行形
- 不満の結果、「やる気を喪失(43.7%)」が最多に。ついで「報連相を躊躇(40.7%)」、「離職を検討(29.3%)」と、エンゲージメント低下や離職リスクに直結
- 一方、管理職・先輩側も「分かりやすい指示の出し方(48.5%)」「相手を傷つけない注意の仕方(39.7%)」に難しさを感じており、コミュニケーションは双方にとっての課題

調査結果 詳細

81.9%が上司・先輩の「伝え方」でモチベーションが下がった経験あり



「これまでの社会人経験で、上司・先輩の『言い方』や『伝え方』が原因で、腹が立ったり、モチベーションが下がったりした経験はありますか?」という質問に対し、81.9%が「はい」と回答しました。
不満経験者の7割以上が「現在の職場での出来事」と回答、問題は今も続く



さらに、その経験が「現在の職場でのことか」を尋ねたところ、70.7%が「はい」と回答し、多くの職場で、ミュニケーション課題がリアルタイムで発生していることが判明しました。
不満の原因トップ3は「感情的・高圧的」「朝令暮改」「人格否定」



では、具体的にどのような「言い方」や「伝え方」が不満の原因となっているのでしょうか。最も多かった回答は「感情的・高圧的な口調だった(43.1%)」でした。次いで、「言っていることが毎回変わる(朝令暮改)(38.9%)」「人格を否定するような言葉だった(37.1%)」と続きました。

その他にも、「指示があいまいで後から『そうじゃない』と言われた(35.3%)」や「人前で叱責された(29.9%)」といった声も多く挙がっており、単なる指示内容だけでなく、その際の態度や配慮の欠如が、部下の不満に繋がっている実態が浮き彫りになりました。
不満の結果、「やる気喪失」が最多。約3人に1人が「離職を検討」



次に不満を感じたときの行動について尋ねたところ、最多が「仕事のやる気を失う(43.7%)」ことがわかりました。さらに深刻なのは、40.7%が「上司への報告・連絡・相談をためらうようになった」、38.9%が「自分から意見を言うのをやめた」と回答した点です。これは組織にとって最も重要な情報流通が滞り、問題の発見が遅れる兆候だと言えるでしょう。

さらに、不満の最終的な出口として、約3人に1人にあたる29.3%が「会社を辞めたい(転職したい)と思った」と回答。リーダーの「伝え方」一つが、人材流出の直接的な引き金になり得ることが明らかになりました。
一方、管理職自身も「分かりやすい指示の出し方」に苦悩



一方で、管理職自身もコミュニケーションに課題を抱えています。「部下とのコミュニケーションで最も難しいと感じること」を尋ねると、約半数にあたる48.5%が「分かりやすい指示の出し方」と回答し、トップとなりました。次いで「相手を傷つけない注意の仕方(フィードバック)」(39.7%)、「適切な褒め方、叱り方」(35.3%)が続きました。

まとめ:対処しなければ経営リスクに

今回の調査で、上司の伝え方一つで部下のエンゲージメントが大きく左右される一方、その上司自身も伝え方に悩んでいることがわかる、深刻なコミュニケーション課題が浮き彫りになりました。こうした問題は個人の性格やセンスのせいにして見過ごされがちですが、放置すれば人材流出や生産性低下といった経営リスクに直結します。

Relaysではこの課題を根本から解決するため、信頼を築き、共創を可能にする「対話力」を体系的に学べる研修プログラムを提供しています。関係構築能力は、生まれ持ったセンスではなく、正しい知識とトレーニングで誰もが習得できる「スキル」です。本研修を通じて、調査結果にあったような「感情的な衝突」や「指示のすれ違い」をなくし、心理的安全性の高い、生産的な組織風土を醸成するご支援をいたします。

今回の調査結果で明らかになったような課題をお持ちの企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

管理職・リーダー向け研修プログラム研修について

当社の研修は、AI時代に必須となる「関係構築能力」の中核を担う「対話力」を磨く法人向けプログラムです。企業の課題や目的に合わせ、最適なプランをカスタマイズしてご提案します。お気軽にお問い合わせください。
問い合わせ・お申し込み:https://relays-inc.com/management

調査概要

調査名:職場のコミュニケーションに関する意識調査
調査対象:全国のビジネスパーソン
調査期間:2025年7月4日~2025年7月9日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:204名
※本調査結果を引用する際は【株式会社Relays調べ】とご明記ください。

代表取締役・田ケ原 恵美からのコメント



今回の調査から見えてきたのは、部下は上司の言葉に悩み、その上司もまた伝え方に悩んでいる、という職場のリアルな姿でした。これは決して「どちらが悪いか」という話ではなく、お互いの関係をより良くするための「技術」を、体系的に学ぶ機会がこれまでほとんどなかったからだと考えています。

関係構築能力を高めるための「対話力」は、一部の才能ある人のものではなく、誰もが学び、習得できるスキルです。Relaysの研修が、このすれ違いによる不幸な離職やエンゲージメントの低下をなくしながらも、一人ひとりが安心して意見を交わし、共に成長できる職場を日本中に増やしていく一助となれば嬉しいです。ぜひ気軽にご相談ください。



代表プロフィール
ITベンチャーにて広報部の立ち上げなどを経験したのち独立し、2022年に株式会社Relaysを設立、代表取締役に就任。SNSコンサルティングや自社のPRにとどまらず、業界啓蒙を目的としたステークホルダーの巻き込み、コミュニティ構築とPRを連動させた広報戦略などを手がけ、スタートアップから上場企業まで幅広く支援している。現在は文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」への出演をはじめ、タレント・キャスターとしても活動の幅を広げている。

株式会社Relays会社概要

Relaysは「繋がりで社会をアップデートする」をミッションに掲げ、企業や個人が次のステージへ進むための後押しをする未来志向の価値創造カンパニーです。広報PR支援事業と、47都道府県でアナウンサーのキャスティング事業を展開しています。さらに事業内で活躍するアナウンサー・キャスターたちが放送の最前線で培った“現場で使える対話力“を活かしたビジネスコミュニケーション研修も提供し、 企業のブランディングから社内外のコミュニケーション課題までを解決しています。

社名:株式会社Relays
代表取締役:田ケ原 恵美
創業:2022年4月15日
東京オフィス:東京都中央区銀座一丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2階
URL:https://relays-inc.com/

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