子どもが患いやすい夏カゼ「ヘルパンギーナ」が、例年より遅く7月中旬から増え始めました。愛媛県は25日に状況を発表し、ほかの人に感染させないためにも手洗いなどを呼びかけています。

「ヘルパンギーナ」はコクサッキーウイルス、エコーウイルスなどが原因で、乳幼児を中心に主に夏に流行。発熱に続いてノドに痛みや水疱などが生じ、主に口から感染するとされています。

愛媛県によりますと、「ヘルパンギーナ」の感染者は7月20日までの1週間、1医療機関の平均で1.81人を確認。前の週より0.91人増えました。

ヘルパンギーナが増え始める時期は例年5月頃で7月頃にピークがあるものの、今年は7月に入ってから増え始めています。

エリア別では四国中央が5.00人で最も多く、次いで今治が2.50人、西条が2.25人、松山市が1.71人、八幡浜が1.00人になっています。

一般的にこの病気を患っても2~3日以内に回復するとされているものの、合併症として熱性けいれん、脱水症、小児ではまれに髄膜炎などに注意が必要ということです。

愛媛県は、ほかの人に感染させないよう手洗いやうがいを呼びかけています。

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テレビ愛媛
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