「ハトがたくさん逃げた」。愛媛県西条市で７月３１日午後、レース用のハトを飼育していた小屋が半焼などする火事がありました。所有者の男性は、金網についたフンを燃やす清掃作業で燃え広がったと話しているということです。
火事があったのは、西条市丹原町寺尾にあるハトの飼育小屋で、所有者は８０歳の男性です。３１日午後３時１０分頃、近くの人から火事を知らせる通報が消防にありました。
この火事で鉄骨造板張り２階建てのハトの飼育小屋が半焼し、約２６．１平方メートルが燃えました。このほか、近くにある飼育小屋３棟の壁や屋根が燃えました。
警察によりますと、半焼した飼育小屋ではレース用のハトが約１００羽飼われ、飼育小屋は全部で８棟あるということです。消防に通報した人は、警察に「煙が上がって、ハトがたくさん逃げた」と話しています。
警察が原因を調べていて、所有者の男性は飼育小屋の清掃で金網についたフンをバーナーで燃やしていたところ、火が燃え移ったと話しているということです。
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