岩手県盛岡市の盛岡第二高校で7月24日、他の高校の生徒たちとともに「被災地の復興」などについて意見を交換する特別授業が行われました。

盛岡市の盛岡第二高校では24日、大船渡高校と金ケ崎高校の生徒が参加する特別授業が行われました。

盛岡第二高校では他校の生徒と交流することで、様々な課題について考えを深める「探究交流」の授業を2024年から実施していて、24日は総勢約400人がグループごとに「いのち」に関連するテーマについて意見を交わしました。

あるグループでは、2025年2月に大船渡市で大規模な山林火災が発生したことなどを受け、災害からの「復興」について語り合い、「復興はみんなが普通の元の生活に戻れること」との意見が出されました。

また別のグループでは「災害時は建物の復旧を最優先にすべき」などの意見が出されていました。

盛岡二高の生徒
「自分にはない考え方を先輩から教えてもらったりして、そういう意見があったんだなと思うことができた」

大船渡高校の生徒
「(復興について)ちょっと共感できるけれど、結構違うなという意見も多かった。やっぱり自分たちの(災害の)経験を知ってほしいと思う」

この他には「恋愛」や「SNS」などをテーマにしたグループもあり、生徒がそれぞれの意見を語り合っていました。

岩手めんこいテレビ
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