三菱自動車は24日、2025年4月から6月の決算を発表し最終的な利益である純利益が前年比マイナス97.5パーセントで7億3800万円になった。
また、営業利益は前年比マイナス84.1パーセントとなりアメリカのトランプ政権の関税政策による影響や、為替の変動が要因としている。
23日、日米間の交渉で合意に至った自動車関税が25パーセントから15パーセントに引き下げられたことについて三菱自動車の松岡副社長は、「当初懸念されていたよりも関税率が低く抑えられた」とポジティブにとらえた一方で、「関税が事業に与える影響は多岐にわたり、一概に楽観視できる状況ではない」と述べ、今後の業績見通しは据え置くとした。