ウクライナとロシアの代表団は23日、トルコのイスタンブールで直接交渉を行いました。
交渉は5月以降、3回目です。
ウクライナとロシアの直接交渉は約1時間行われ、トルコのフィダン外相は冒頭、「戦争をすぐにでも終わらせることが目標だ」と強調し、「今回の交渉が成果をもたらすことを望む」と訴えました。
交渉でウクライナ側は、無条件の停戦と8月末までの首脳会談の開催を要求。
一方、ロシア側は負傷者を収容するため、前線で24時間または48時間の停戦実施を主張したとしています。
今回は1200人以上の捕虜交換を実施することで合意したということですが、停戦に向けた双方の主張は依然隔たりが大きく、3回目となる今回の交渉でも合意に至りませんでした。
両者は引き続き交渉を継続することを確認したということです。