石破首相は、来日しているアメリカのベッセント財務長官と、18日夕方に首相官邸で会談する予定で、トランプ政権の関税措置をめぐる交渉の前進をはかりたい考えです。
日米関税交渉の責任者を務めるベッセント長官は、19日に大阪・関西万博で行われるアメリカの「ナショナルデー」の代表団の団長として17日来日し、18日に首相官邸で石破首相を表敬訪問します。
トランプ大統領は、日本に対し書簡で8月1日から25%の関税を発動させる方針を通知しており、期限が迫る中、石破首相は関税交渉の前進をはかりたい考えです。
一方、アメリカ・ホワイトハウスのレビット報道官は17日、「各国が望めば、協議を行う用意がある。しかし、書簡は合意内容であり実現されるだろう」と強調しています。