パキスタン東部でモンスーン期の大雨の影響で16日から17日にかけての24時間で少なくとも54人が死亡しました。
現地災害当局などによりますと、パキスタン東部パンジャブ州では、16日から17日にかけて各地で大雨による洪水が発生し、24時間で54人が死亡し、227人がけがをしました。
犠牲者の大半は家屋の倒壊に巻き込まれたということです。
首都イスラマバードなど都市部でも洪水被害が起きていて、当局は老朽化した建物からの避難を呼びかけています。
モンスーン期に入ったパキスタンでは、先月下旬以降、大雨による土砂災害が相次いでいて、これまでの死者数は全土で178人に上っています。