秋田市の中心市街地を駆け抜ける毎年恒例の『与次郎駅伝』が20日開催されます。大会に出場する注目のクラブやチームを紹介します。
小学生高学年の部に出場する「大館ジュニアアスリートクラブ」。秋田・大館市を拠点に活動する陸上競技クラブで、小中学生合わせて約40人が所属し、週に4回練習に打ち込みます。
過去の与次郎駅伝で、3連覇を含む4度の優勝を果たした実績十分のチーム。ここ数年は人数が足りず参加できていませんでしたが、今回6大会ぶりの出場ということで選手は燃えています。
1区を走るのは、エースの石田丞選手。1000メートルの県大会で優勝経験を持つ、スピードが武器の大黒柱です。
石田丞選手:
「スピードに自信があるので、生かせるように頑張りたい。自分が区間賞を取ってチームで優勝したい」
2区の金愛菜選手は、ミニバスケットボールで培ったスタミナで勝負します。
金愛菜選手:
「諦めないで最後まで頑張って優勝したいです」
3区の久留嶋和蓮選手は、長距離を始めてまだ2年ですが、冷静なペース配分でレースを有利に進めます。
久留嶋和蓮選手:
「みんなでたすきをつないで全力で走りたい」
アンカーは、チーム唯一の5年生で、粘り強さが持ち味の安保優聖選手です。今回の与次郎駅伝には父と祖父も参加。親子3代で走り抜けます。
安保優聖選手:
「ラストのところで前の人を追い越して1位を取りたい」
大館ジュニアアスリートクラブ・長田行広監督:
「十分優勝を狙えるチームだと思うので、優勝を狙って頑張ってほしい」
「与次郎駅伝、頑張るぞ!おー!」