秋田市の中心市街地を駆け抜ける毎年恒例の『与次郎駅伝』が20日開催されます。大会に出場する注目のクラブやチームを紹介します。

山形県の北西部、庄内地域で活動する小学生のランニングクラブ「ビーストランニングアカデミー」は、2024年から与次郎駅伝に参加しています。

アカデミーのメンバーは、山形県酒田市と遊佐町、秋田県にかほ市などの子どもたち103人で、走り方や体の使い方など基本的な動きを確認しながら日々練習に励んでいます。

2024年は「低学年の部」で優勝。連覇を狙いチームを引っ張るエースの菅原千陽選手は、前回は「特に折り返しが楽しかった」と話し、その経験を生かします。

菅原選手は、平均4~5分かかるとされる1000メートルを3分30秒でゴールする速さと、先行逃げ切りで最後まで走り抜く体力が魅力です。

菅原千陽選手:
「強みはスタミナがあり、ペースが落ちないこと。優勝する気持ちで走る。ラストスパートを見てほしい」

一方、上級生も負けていません。「高学年の部」には4チームが出走。このうち走ることが大好きな4人が集まったのが「ビーストランニングアカデミー・マスカット」。仲間と協力しながら上位入賞を目指します。

瀧口凌央選手:
「ラストの坂までしっかりと力をためて、スパートできるように頑張りたい」

小林渚弦選手:
「与次郎駅伝は走ったことがない、初めてです。諦めないで最後まで走りたい」

工藤美蘭選手:
「与次郎駅伝は坂道がきつかった。坂道でも早いペースで走れる練習をしてきた」

本間晴選手:
「駅伝は仲間と協力できるところが魅力。1位を取る気持ちで臨む」

ビーストランニングアカデミー・菅原翼代表:
「走ることを楽しんで、そして全力でたすきをつなぐ楽しさを知ってほしい」

「与次郎駅伝、頑張るぞ!おー!」

秋田テレビ
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