投票まであと3日に迫った参議院議員選挙についてです。

今回の争点の一つ物価高対策のうち『消費税の減税』について、候補者4人にそれぞれの考えを聞きました。

参院選・熊本選挙区には、届け出順にご覧の4人が立候補しています。

【諸派・新 立花 勝樹候補(57)】
「減税について私は食品に関してはゼロにすべきだと思います。食べるものに関しては。その分どうするのかと言えば、私の時代は車の3ナンバーはもっと税率が高かったはずなので、そういうところでお金持ち世帯には負担してもらおうと思う、代わりの財源として。食は命にかかわることですから子育て世帯、よく食べるところは減税は大事だと思います」

【自民・現 馬場 成志候補(60)】
「税金に関しては、みんな安い方がいい。ただ、世界情勢が厳しい中で『この分野は物価高騰対策で何か支援してほしい』や、社会福祉に関しても人がいなくなる。違う分野が給料が高いからで、給料を上げていかないといけない。国家財政から支出しないといけないことがあり、そのための税収は必要。その上でどれだけ負担を減らせるかが課題」

【参政・新 山口 誠太郎候補(36)】
「消費税は減税すべき。さらにインボイス制度についても廃止すべきだと考える。他の政党が食料品に限って(消費税)0%だったり、期間を1~2年に限定して減税をしようと訴えているが、それでは効果が限定的だ。我々参政党は、段階的に消費税を廃止していくべきだと訴えている。また、消費税だけを減税しても所得税や社会保険料が上がってしまっては、我々が使えるお金は変わらない。現在45%ほどある国民負担率を35%まで引き下げることによって我々が使えるお金を増やしていくことが
一番大事だと考える」

【立憲・新 鎌田 聡候補(60)】
「実質賃金も下がっているときには消費税の負担を軽減していくべき。立憲民主党としては、その中でも食料品の負担を軽減していきたい。食料品も4月で4000品目、6月も2000品目とかなり値段が上がってきている。消費税を1年間0%、それで経済状況が好転しなければ、さらに1年0%にしていこうという政策を掲げている」

参議院選挙は今月20日投開票です。

テレビ熊本
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