熊本県立美術館本館で開催中の『生誕100年 山下清展』。
今週はその見どころを紹介しています。
約190点の展示作品の中から、17日紹介するのは、長引く戦争の中でも制作への意欲を失わなかった山下清の貼絵です。
【仲野香穂リポート】
「こちらは、戦時中に不足した色紙の代わりに限られた物資で制作された作品です」
【栗/1938年】
【栗のイガは細かくちぎったチラシで立体的に表現】
【栗の中心部分は古い切手を用いる】
【仲野香穂リポート】
「限られた資源を使って制作活動を続けた山下清。
彼が追い求めたものは何だったのか、会場で感じてみてはいかがでしょうか」
【生誕100年 山下清展 熊本県立美術館本館
8月31日(日)まで】