南越前町は17日、参議院選挙の期日前投票所で、18歳未満の人に誤って投票用紙を交付するミスがあったと発表しました。この人は投開票日の20日までに18歳を迎えるため有権者ではあるものの、17日現在は17歳であるため、本来は不在者投票として扱う必要がありました。
町の選挙管理委員会によりますと、この有権者は保護者と共に期日前投票所を訪れ、スタッフが保護者の入場券のみをシステムで読み取った段階で、2人分の投票用紙を交付しました。
その後、この有権者が選挙区の投票用紙を投函した後に、本人の入場券をシステムで読み取ったところ、満17歳であることが判明したということです。
比例代表については不在者投票として扱いましたが、すでに投函済みの選挙区の投票用紙については、有効票として扱うということです。
町選管では、改めて正確な事務手続きを徹底するよう管理者や事務従事者らに指示するとしています。
