愛媛県松山市の陸の玄関・JR松山駅に隣接する車両基地跡の活用策を巡り、松山市が17日に基本計画を発表しました。アリーナとサブアリーナを中心に整備します。
基本計画では5000席以上のアリーナとサブアリーナなどを中心に施設を整備。プロスポーツやコンサートなどでの利用のほか、市民が日常的に利用できるようにすることでにぎわいを創出する方針です。また災害の際には、一時避難者や避難物資を受け入れるなど、地域の防災拠点としても機能させたい考えです。
事業化に向けて、松山市は施設の整備や運営への参画を検討する民間事業者と意見交換する「サウンディング型市場調査」を8月に行います。調査結果は9月下旬に公表される予定。施設の規模や整備費、運営が持続可能なものか、さらに詳細な検討を進めるとしています。
また年度末を目途に、ホテルや商業施設の建設なども含めて駅周辺の一体的な整備のモデルプランを発表する予定。この後、アリーナ整備に向けた事業者の公募を行うとしています。
アリーナの整備を巡っては、プロバスケットボールチーム・愛媛オレンジバイキングスのオーナーになった「サイボウズ」の青野慶久社長が、松山駅での整備にこだわらない考えを示していて、市は引き続き対話を行う考えです。
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