新燃岳に関する専門家会議が東京の気象庁で開かれ、今回の噴火は当初からマグマが関与していたのではないか、との意見が出されました。
この会議は、新燃岳の噴火を受けて臨時に開かれたものです。
会議は非公開で、専門家からは22日に始まった噴火の翌日に火山ガスが急増し、噴出物に微量のマグマが含まれていたことから、初期からマグマが関与していたのではないか、との意見が出されたということです。
一方、新燃岳で今後、2011年や2017年、2018年のような火口の外にマグマが噴出される噴火が起こるかどうかの判断は現時点では難しい、としています。