東京都内のホテルに対し、宿泊予約と無断キャンセルを繰り返しホテルの業務を妨害したとして、島根大学医学部附属病院の元臨床検査技師の男が7月16日、警視庁に逮捕されました。
偽計業務妨害などの疑いで逮捕されたのは、島根大学附属病院の元臨床検査技師の28歳の男です。
警視庁によると男は、2024年12月にインターネットで東京・羽田空港に直結するホテルの合わせて258室分の宿泊を予約しましたが、無断でキャンセルし、ホテルの業務を妨害、合わせて725万円以上の損失を負わせた疑いが持たれています。
男はほかにも合わせて580室以上の予約と無断キャンセルを繰り返し、被害額は1700万円以上にのぼるということです。
調べに対し、男は「そのホテルに宿泊したことはありますが、嘘の情報を入力して予約したことはありません」と容疑を否認し、黙秘しています。
男は、6月30日に退職するまで島根大学附属病院に臨床検査技師として勤務していて、病院内の端末からも予約をしていたということです。