不正行為だという認識はあったということです。
日本生命の発表によりますと、日本生命の社員は2024年の3月から4月の間に、出向先の銀行から社外秘の情報を不正に持ち出していたということです。
持ち出しにはメールを利用し、自社の出向先に対する営業を有利にする目的だったとしています。
関係者によりますと、出向先は三菱UFJ銀行で、この社員は情報の持ち出しを不正行為と認識していました。
日本生命は「深くおわび申し上げます」と謝罪したうえで、「詳細調査を進めるとともに、再発防止の策定および徹底に努めてまいります」とコメントしています。