加美農業高校の生徒が、宮城県大崎市の中学校で農業の魅力を伝える出前授業に挑戦しました。

この授業は農業高校への進学に関心を持ってもらおうと、今年度から始まった取り組みです。7月15日は加美農業高校で畜産を学ぶ3年生3人が、大崎市の古川北中学校で講師を務めました。

高校生たちは飼育するウシを見分ける方法を、寸劇なども交えながら説明しました。

加美農業高校の生徒の説明
「このように肉牛、黒毛和牛は、それぞれに特徴がある鼻紋を血統登録書に写すことで、その情報を登録します」

授業を受けた中学生
「家で牛を飼っていたけど、わからないことがあったので、もう少し勉強したいなと思いました」

講師を務めた高校生
「難しい言葉は使わず、わかりやすい言葉を使うように意識しました。将来少しでも農業について興味を持ってもらえればいいなと思います」

この出前授業は、18日、別の学校でもクマと遭遇したときの対処法をテーマに行われるということです。

仙台放送
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