宮城県栗原市の初代市長で岩手・宮城内陸地震や東日本大震災からの復興に尽力した佐藤勇さんが亡くなりました。82歳でした。

佐藤勇さんは、1983年から20年間県議会議員を務めたのち、2005年に、合併で誕生した栗原市の初代市長に就任し、3期12年にわたって市政のかじ取り役を担いました。

1期目の2008年には、岩手・宮城内陸地震が、2期目の2011年には東日本大震災が発生し、大きな被害を受けた栗原市の復興の陣頭指揮に力を尽くしました。

栗原市によりますと、佐藤さんは7月12日午後11時47分、肺炎のため、栗原市内の病院で亡くなったということです。82歳でした。

葬儀は家族のみで執り行い、後日お別れの会を開くということです。

仙台放送
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