秋篠宮妃紀子さまは仙台市で7月16日に開かれる「献血運動推進全国大会」に出席されます。これに合わせ、15日は太白区の特別支援学校や多賀城跡などを視察されました。
15日午後、県内を訪問された秋篠宮妃紀子さま。紀子さまの宮城県ご訪問は8年ぶりです。最初に太白区の秋保かがやき支援学校を視察されました。
「いらっしゃいませ」
生徒たちが接客をするカフェです。注文されたのはあんぱんと紅茶。紀子さまは生徒たちに「とてもおいしかったです」と声をかけられました。
秋保かがやき支援学校 佐藤椿姫さん
「甘いものが好きだったと知りました。生クリームだったり、あんこのことだったり、いろいろお話されていました」
その後、多賀城市の東北歴史博物館をご訪問。多賀城の歴史について、何度も深くうなずきながら説明を受けられました。
また、復元された多賀城跡の「南門」をご視察。雨が降る中、国宝に指定されている「多賀城碑」もご覧になりました。
東北歴史博物館 阿子島香館長
「縄文文化に対して非常に深い関心をお持ちで、次々といろいろなご質問をなさいました。私もちょっと驚きました」
多賀城市教育委員会 麻生川敦教育長
「雨と風が大変ひどかったんですけど、一緒に歩かれる方々を気遣う姿が一番印象的だった」
紀子さまは16日、宮城野区で開かれる献血運動推進全国大会に日本赤十字社の名誉副総裁として出席されます。