酒を飲んで自転車を運転したとして、30代の仙台市職員が停職1カ月の懲戒処分を受けました。
停職1カ月の懲戒処分を受けたのは、仙台市環境局施設部の30代の職員です。市によりますと、職員は今年5月30日、青葉区国分町の飲食店2軒で、同僚とおよそ5時間にわたってビールや焼酎を飲んだ後、帰宅するために自転車を運転したということです。
パトロール中の警察官が職員を呼気検査したところ、基準値を超える量のアルコールが検知され、職員は仙台簡易裁判所から罰金10万円の略式命令を受けました。
仙台市の担当者
「道交法の改正について、本人は自覚していた。自転車に乗ったら飲酒運転になるという意識はあった」
市の聞き取りに対し、職員は「信頼を失うことをして申し訳ない。機会をいただけるのであれば、全力で仕事をして信頼回復に努めたい」と話しているということです。